昨日、リハから帰る時に
母からLINEがきていることに気づいた。
内容は
父の眼底出血が悪化していて
別の病院を紹介してもらった。
手術かもしれない
その手術は脳にリスクがあるから
したくないけれど
どうしよう云々、ということだった。
うちは父母ともに80過ぎています。
元気でいてくれることがありがたい限りと
日々思っていました。
高齢なりにのことは
受け入れつつも
脳にリスクとかやだなと
思った。
今日改めて診察の結果、どうだったのか
というのが、
初め、母からLINEがきて
また別の病院を紹介され
緊急手術をする、という内容で
そんな急に手術が必要って
一体、何がどんな状態なの?と
眼科でしょ?と
少し悶々として
連絡が取れるのを
待っていた。
病院も混んでいて
途切れ、途切れの連絡で
やっとゆっくり話せたのが
夜ごはんを食べ終わった頃。
聞かなきゃわからないと思いつつも
余計なことを考えてしまうのも
人というものだ。
電話で話している母の声は明るく
手術は一刻も早い方がいいけれど、
来週だろうということ
(初めのLINEだと明日?!って感じだった 苦笑)
初めに話していた脳に障害みたいな
リスクのある手術ではなさそう
というようなこと
母との電話の後ろからは
父が電話で話している声が聞こえた
(おそらく妹と電話しているのか?)
ここからが書きたいこと
「私、次の日曜にカラオケの発表会があるんだけれど、
多分、日曜は病院も何もしないだろうから出られると思うけれど、
今日も練習行けなかったし、ぜんぜん練習できなくて〜」
という、
なんとものんきな話に
え?
カラオケの発表会?
なんなの?
昨日からあんな深刻そうに連絡してきたのに?
わりと深刻なムードだったのに?
と、内心思いつつ
ちょっと笑えてきて
いつもの母らしい、と思った。
正直なところ
ライヴは飛ばしたくないなと
内心、自分も思っていたのに
なんなん?
あっけらかんとさ 笑。
若き日は、
母のこういうところって
ほんとムカつく
人の気も知らないでさと
思っていたけれど、
今は
あー、母のこういうところ
好きだわーって
しみじみ思った。
本当に素でのんきかもしれないけれど、
私は「やさしさ」だなって
思ったよ。
父の視力が
今、以上は戻らないことや
ずっと写真を撮ってきた人だから
光を失うのは1番嫌だろうな
言わないけれど。
父に対しても
若き日は
写真のことしか考えてない
仕事のほうが大事なんだ
娘より写真のほうが大事なんだ
と、長年心の奥では
拗ねていたこともあったけれど
今となっては
そんな父でよかったと思っています。
今、ここにある時間
出会えた時間
身体、大切にしていこうと
改めて思いました。
今日のサムネイルは
父がスマホで撮った写真を
日々LINEで送ってくれるので
その中から。