バイトの昔話

自分史は順番どおりに書くのちょっとだるくて
長期テーマとして。。

今日は別の角度から。

高校生〜20代、
一旦バンドやギターをやめるまで
いろんなアルバイトをしました。

今日はその中でも
音楽に関係のある
10年働いたTSUTAYAの話。

TSUTAYAの前は
新星堂レコードで働いていました。
タワレコとかじゃない 笑。

何より電車通勤というものが
当時から嫌いだったから
地元で、音楽系でとなると
絞られる。
どちらも自転車で行ける距離。


新星堂の時は19とかだったから
店長がとてもかわいがってくれて
その当時の私はV系真っ只中だったので
インディーズとかバンド系の発注を
ちょっと任せてくれたりして
自分の好きなバンドのCDとか入れて
楽しんでいた。
それがまた売れると楽しくて。
サンプルも来るから先に聴けるのが嬉しかったり。
覚えているのはLUNA SEAのメジャーデビューのシングル
一日中リピートしていたら
さすがに社員の人に、
もう替えてもいい?って言われた。


TSUTAYAはご存知のとおりの
大手レンタル店で(今もかな?)
音楽もだけれど、映画も相当観た。


途中からサウンドフロアを任されて
発注から、売り場づくりまでやっていた。
見せ方で変わるのとか
楽しかったな。

真面目なのかわからないけれど、
その頃は相当、テレビもチェックしていて
ドラマ、歌番組はもちろん
CMソングとかも
これは売れそうとか、
追加で発注しないと機会損失を起こすとか
毎日、そういうアンテナを立てていた。

だからやめた時、
ちょっとほっとしたところもあった。
あ、もう考えなくていいのかって。


自分で言うのもあれだけれど、
子供の頃から
「これは売れる」とか
そういう自分の感覚が当たっていると思い、
それを信じているところがあった。
(自分のことになるとわからなくなるのか??笑)


本部はレーベルの営業であったり
前回の数や既にあるネームバリューを参考にしてしか
初回数を決めてこないから
年中電話していた。

既に大物のアーティストのCDは
既存のファンはみんな買う。
レンタルはちょっと違う。
ちょっと試しに聞いてみたい、
買うほどじゃない、
そういうゾーンを見ましょうよ?とか
生意気にも言っていたと思う。
バイトなのに 笑。


私がTSUTAYAにいた頃は
ミリオンセラー連続時代だった。
小室ファミリーから始まり、
みんながCDシングルを何十枚とレンタルして
きっとMDに入れていたんだろうね 笑。
それでカラオケ行ったり。
40代〜の方は懐かしいかな?

今だったらサブスクで
プレイリスト作ってとかかなぁ?


映画も最近はちょっと自分が知らないだけなんだけれど、
ハリウッド系とか
韓国ドラマとか
なんかすごかったな。
レンタル屋も全盛期だったのかな。
まだネットで映画観たりは
なかったもんね。

発売日とか並んでいたし、
棚が倒れる勢いの争奪戦だったりした。


記憶にあるのは
モーニング娘の1枚目。
本部の提案数はめっちゃ少なくて
私ははぁ?って思った。
絶対に売れるのに。
絶対に足りなくなると思って
どーんと入荷した。
さすがに店長にも、大丈夫?って言われた。

1枚目は懐かしい番組、ASAYANの企画の中で
毎週、モー娘。が出ていた。

案の定、常にレンタルされている状態が続いた。
その後はヒットが続いた。
こういうのをみて楽しんでいたり
やる気に結びつけたりしていたのかな。

そういうので
椎名林檎、aiko、宇多田ヒカル、MISIAとか、
浜崎あゆみ、Dragon Ash、EXILEとか
すごくレンタルされるものは
歌詞カードがボロボロになっていたから
すごく覚えている。


私がその頃ハマって
良く聴いていた記憶にあるのは
RADIOHEAD、スピッツ、
スーパーカー、GRAPEVINEとかかな。


ずっとそういう環境にいたせいか
自分が興味のないヒットソングも
毎日聴く生活で
垣根なく、良い曲だなと思えたり、
アレンジネタの引き出しとか
ずっと役立っていると思っています。


当時もバンド活動していて
それもあって、シフトでいつでも休めるバイトしか
考えられなかった。
今は会社員でバンドマンも多いけれど、
多分、昔は感覚が違かったんだろうな。


TSUTAYAの話でも
もっと書けるな。。
毎日、めんどくさく仕事に行っていたようで
こう書いてみると
楽しい思い出みたく感じる。

ちょっと昔話以外も書くようにしようかな。