maki 書くの忘れていたのだけれど、
ソロの曲を配信してみました。
いろいろ試しておこうというのもあったり。
誕生日に何かしたいと思ったんだけれど
配信日間に合わなかったー
当時のSNSには書いたりもしたのですが、
友人でもある藤井俊郎さんの
映画の劇伴のために作った曲の1曲
「if ever」という曲です。
空想的茶飯事入門
藤井くんの映画の劇伴をやったのは
これが2作目で、
1作目は「ロマンチック」でした。
監督の藤井くんは
アニメ制作の作画や作画監督の仕事をしていて（結構すごい仕事してる人）
実写やりたいっていう気持ちから、
映画学校に通って、作品をつくっていました。
「空想的茶飯事入門」は卒業制作。
すごいなって思った。
優秀な作品に選ばれて
新宿K’s Cinemaで1日限りだけれど
上映もされました。
映像にハマった時の快感を味わったり、
新発見が多くて楽しい制作時間だった。
どっぷりと浸って何かをする時間が楽しかった。
もっといろんな音が作れるように勉強したくもなった。
if ever
「if ever」のメインのギターは
中澤光浩さん（普段はみつくんと呼んでいる）にお願いしました。
すごい人なんだよね。
足元にも及ばないほど上手いです。
この曲の雰囲気が浮かんできた時、
当時、それを
自分のギタープレイで表現するには、
結構、時間がかかるだろうなぁと思った。
みつくんとは何かやろうと
話していたこともあったので、
「今がその時だ！」と思いついた。
急いでトラックをつくって、
バッキングギターを入れて
要望を書いて、お願いした。
2週間くらい
ゆっくりやってもらおうと思って
急いで送ったのに、
その日のうちに録音したのが戻ってきて、
まずはそこでびっくりしたんだけれど、
聴いてみてびっくりした。
脳内がリンクしてるんじゃないか
と思うくらい、
イメージ通りだった！
というより、
100%どころか、
150%くらいで返してくれた。
もう1人で叫んでいた。
「それだーーー！」と。
その後はただただ言葉を失って、
ずっとリピートしていました。
そんなこんな、
それは藤井くんにも響いた。
みつくんのギターのおかげで、
この曲は、この映画のメインテーマのように
扱ってもらった◎
自分名義feat.にしたけれど
本当に共作。
みつくんが弾いたギターがなかったら
この曲はない。
もっと軸が緩かったように感じる。
欲を出して
もっと私に弾けなさそうなやつを
もう1パターン弾いてほしいといって
ギターソロバージョンも
あります。
下のリンクから
各サブスクで聴けると思います◎
ぜひ聴いてください。
みつくんの素晴らしいギターと
いつか本編も公開されるだろう
藤井くんの映像の世界を
1人でも多くの人に伝えられたらいいなと
思っています。
今後、曲を作るかは
今のところはわからない。
20代の頃はバンドで曲を作っていて
ギターを弾くことよりも
自分の曲に愛着があった。
褒められることも多かったし
若いからちょっといい気になっていた当時は。
諸々のメンタルで
どかんと失ったから、今があるけれど！
（この話はまた）
でもね、
今はギターを弾くことが何より好きで
他の人が作った曲を
ギターアレンジして、
どんなふうになっていくのか
ってところが1番楽しくて。
自身のバンドCUICUIには
圧倒的なメロディーメーカーの
エリーニョがいる。
天才の曲で
どんなギター弾くかって考えるのが
今の私は1番楽しくて
CUICUIやっている。
サポートしているApril in 85の阿部くん
阿部くんの世界観も
私には出せない。
ギターも軸は阿部くんに添いつつ、
好きにやっていいよと
言ってもらえているので
とても楽しく
サポートさせてもらっている。
そんな日々がある中で
曲かきたいーとは
あまり思わなくて。
またこういうきっかけがあったり、
インストとかやりたくなった時とか
ふわっと浮かんだら
やろうかなとは思っています◎