CUICUIのこと 1(CUICUIになるまで)

エイプリルのことも書いたし、ワンマンも終わって、
次はCUICUIのことを書こうかな
と、思うけれど
長くなるのが目に見えるなぁ。
客観視出来ないところもあるしなぁ。
ちょっとずつ書いてみようかなぁ。

CUICUIとは

私がきっかけで出来たバンドです。


CUICUI(キュイキュイ) エノシママキ、AYUMIBAMBI、エリー・ガガ、Rui Sui Liuの4人組。
トリプルボーカルが特徴的な、日本のガールズバンド**
音楽的なバックグラウンドの広さを活かした 中毒性のある楽曲で都内ライブを中心に精力的に活動中。
映像、写真、デザインなどのアート面も合わせて発信中。
歌う!天才的メロディーメーカー
エリー・ガガ
歌う!不動のセンターベースパフォーマー 
あゆみバンビ
歌う!実力個性派ビューティフルドラマー 
ルイ・スイ・リュウ
(歌わない)奇想天外ギタリスト 
エノシママキ
の4人でお届けしています!
2017年 下北沢clubQueにて初ライヴで初自主企画 「CUICUIのUIJIN〜キュウでキュイキュイ」開催でバンドスタート 「UIJIN」リリース 「ICHIGEKI」リリース
2018年 「サマーガール日本」がTOKYO SOUNDSのMoving Jacketシリーズの第7弾として公開。 初のフルアルバム「平成」リリース!
2019年 YOKOHAMA MUSIC STYLE 最優秀賞受賞 下北沢club251にて初ワンマンライヴ。 「SHINGEKI」リリース   
デジタルシングル連続配信スタート 2020.5.14「皆殺しの天使」リリース
2022年 活動再開 3年ぶりの自主イベント「CUICUIのTENMEI」開催(下北沢club251)
2023年 連続リリース予定の第一弾として 3年ぶりの新曲 2023.7.6「ぼくたちのナツ」リリース。

というのが
CUICUIのオフィシャルプロフィールです。


ここでは私からの視点で書きます。
自分がギターもバンドもやめたあたりのことを、まだ書いていない…。


まぁ、いいか。
その後、ずっと写真を撮っていました。
その後、だんだんとライヴを撮影するようになって、そこから出会い、出会い、みたいな感じで、エリちゃん、あゆみちゃん、みづほちゃんと出会いました。

バンドをやりたいと思うまで


2015年の夏くらいにまたギター弾きたくなって、少しずつ触るようになっていた。


それ以前は家に残っていたけれど、ほぼ触ってない。
時々気になる曲があると、どんなコードかなと持ってみたりしたけれど、どんどん弾けなくなって、わからなくなっている現実を受け入れられなくて、すぐに置いていた。
本当に嫌になってやめたのもあったし、
弦もそのままにしていたから錆びまくっていた。

ギターを頻繁に触るようになってきて、気づいたらだんだん毎日の楽しみになっていた。
こんなに弾けないなら0に戻ったと同じだなと感じて、
「あ、ギターレッスン行ってみようかな」と思った。
バンド活動していた頃は、なんか人に習うもんじゃないだろ、みたいな時代感なのか、ヘンな抵抗があったし、
そもそも「ギターうまくなりたい」と思っていなかった。

ヘンなプライドみたいなものも10年過ぎて全くなくなっていたし(と、その時は思っていた)
ネットで検索して、個人レッスンで、バンドマンではなく、現役でプロで演奏の仕事をしている人に絞って、見つけた先生に習うことにした。ギタリストの事務所に所属している人だった。

元々、ピアノをやっていての音楽の知識や経験はあったけれど、ギターは独学だったし、ギターにおける理論は知らなかった。
全部感覚だけでやっていたから、初心者と同じく、0からやりたいと希望した。
2015年の10月から月に2回レッスンに通い始めた。


このあたりの話も長いので
また別の機会に。

レッスン始めて同時に、バンドがやりたくなってきた。
でも、「CUICUI」はもっと先の話。


コピーバンドでライヴやりたいなって思った。
まわりに撮影つながりのバンドマンはたくさんいるし。
仲良くしてくれている人もいたし。
お願いすれば一回くらいライヴやってくれるだろう、くらいな感じだった。

そこに
「2つの点」
が存在していて、
それが頭の中で繋がった時の自分の興奮がすごかった 笑
導かれているかのようだった。

2つの点

前提として
初ライヴまで、ドラムはFOOLAゆうこちゃんが叩いてくれました!
もうわざわざ言わなくなっていたけれど。


「2つの点」
その1つは
当時、FOOLAというバンドをずっと撮影していた。
FOOLAの核である、山下さんとゆうこちゃんは、COLD KITCHENのメンバーでもあり、COLD KITCHENからの流れでずっと撮っていた。

この撮影あたりがあゆみちゃんとしゃべったりするようになった頃

ドラムのゆうこちゃんとは
COLD KITCHENの時から、仲良くしていた。
FOOLAのベースがあゆみちゃんになって、あゆみちゃんと出会った。

FOOLAはライヴの本数も多いバンドだったし、ゆうこちゃん、あゆみちゃんとしゃべる機会も多くて、
3人でガールズバンドやろうよー!誰が歌う??とか冗談混じりに話していたことがあった。

ゆうこちゃんのドラム、あゆみちゃんのベース、2人ともとても魅力的だった。

その後、あゆみちゃんはFOOLAを脱退して、何しているのかな?と思っていました。

(そしてCOLD KITCHEN,FOOLAとの繋がりから、この後に「3つ目の点」である、Responseのみづほちゃんとの出会いもあったのです。)


2つの点
もう1つは、エリちゃんとその少し前に何気なく話していたこと。

エリちゃんとの出会い〜からは、長いのでまた後ほど書く。

この時は「エリーニョ」としてソロ活動をしていて、The eri-nyo Quintetという名義でライヴ活動をしていたりした。
私はその前にやっていた「獏」というバンドの頃から撮影をしていた。

エリちゃんとは、ミュージシャンとカメラマンという関係というよりは、プライベートな話もするし、友達という割合のほうが大きかった。

エリちゃんと何だったかでお茶をしていて、
(これすごく覚えていて、今はない秋葉原の好きだった喫茶店)
この後どんな活動をしていったらいいだろう?何かおもしろいことは出来ないだろうか?みたいなことを話していた。

そのことはずっと考えていて、
「演奏する側」「それを撮影する側」という垣根を超えて、それ全部をパフォーマンスとして表現するとか、
(ライヴペインティングみたいなイメージ)というのをお風呂に入っている時に思いついていた。
ただ具体的にどうする??
「点」のままだった。


ゆうこちゃん、あゆみちゃんと話してた
コピーバンドやって遊ぼう
歌どうしようね?
と、
おもしろいことやってくれそうな女性ボーカリストのエリーニョ

!!!!!
この2つのことを
繋げたらヤバくないかー!?
楽し過ぎないか!?

これもまたお風呂の中だったけれど
興奮して鼻血出そうだった。
もう、いてもたってもいられない気分とはまさにこのことだった。

話してみる

今、どんな順番で話したっけ?と思って
日記をみたら、
エリちゃんを誘った
ゆうこちゃんを誘った
これが同じ日だった。
どちらも池袋だったのは覚えている。
写真アーカイブ探したら2015.9.8でした。
FOOLAのライヴ撮影で
リハ後の時間にゆうこちゃんとお茶しながら話した。
エリちゃんにはその前の時間に待ち合わせしたんだな。

あゆみちゃんは、
ゆうこちゃんから連絡してもらって
やりたいと言ってくれていて
改めて会って話した流れだった気がする。

コピーバンドやりたい
何の曲がいいかな?とか
この時はCUICUIのようなバンドをやるなんて思ってもいなかったから。

まだギターもまともに弾けなくて
誘っておきつつ、ちょっと待っててみたいな感じだった。
弾けないうちに誘うとか、
中高生に戻ったみたい 笑。

顔合わせをする

4人で初めて集まることにした。
新宿で会った。
(あそこです)
エリちゃんを2人に紹介して
2人をエリちゃんに紹介して
みたいな感じだった。
3人を引き合わせるのがわくわくした。

何を話したとかは覚えてないな。
けっこう和気藹々だったのかな?笑

おもしろそう、曲書きたい!とエリちゃんが言ってくれて
嬉しい、いいねいいね、みたいな感じだった。

とりあえずスタジオで初めに
少年ナイフの「コブラ対マングース」はやると決めた。
(この曲は過去に一度、エリちゃんとコピバンをやったことがあって
その時にやった曲)

初めてのスタジオ

2016.2.21みたいです。まだギターを持っているのが気恥ずかしかった。

その合わせようって言ってた少年ナイフの曲は完璧だったような記憶。
少なくとも
その日の自分は、そう思いました。

エリちゃんが初めに持ってきた曲は
「彼はウィルコを聴いている」です。

初めの頃は
エリちゃんがスタジオで弾き歌ってみて
どんなドラムにしようかとか、ここはこういう展開にしようとか、イントロこうしたいとか、こういうの入れてみようとか、提案したりしつつ、何回もスタジオで時間かけてやった曲が多い。

私はその場でとりあえず弾けるのはせいぜいコードくらいだったし、とりあえずの雰囲気でフレーズを弾くとか、当時は全く出来なかった。
3人が演奏したのを録音して、持って帰って時間かけてアレンジして、またスタジオ行って、みたいな。

ウィルコのエリちゃんにもらったデモは
初めだったのもあってよく覚えている。
ファミコンみたいな音だった。
それはそれで、すごくかわいい感じな印象だったので世に出したいくらいです。

その当時、というかしばらくは
ギターを弾くのもいっぱいいっぱいで、それをどうバンド曲にするのか?っていうのが想像するのに時間がかかった。
個人的に、ギタリストが作った曲しかやったことがなかった 笑。
フレーズもどうやってつくっていたんだ?音もどうやって作っていたんだ?
15年はやっていたことなのに、このブランク10年で何もわからなくなった。それこそアンプのどこにケーブルを挿すのかさえ初めは忘れていた。むしろ忘れようとしていたのかもしれない。

初期の頃の曲が全て入っています。

エリちゃんが次々に曲をかいてきてくれて、
「彼はウィルコを聴いている」
「リツイートする機械」
「ダンゴムシは右左交互に曲がる」
と一気に曲がきた。

この3曲は何ヶ月もやっていた感じ。



バンド名もないし、ライヴが決まっているわけでもないし、
このバンドでやっていきましょう。みたいに決めたわけでもなく 笑。


バンド名CUICUI

バンド名のことはちょいちょいメンバーで相談したり、最終的にはあみだくじで一度決めたりしていた。
忘れちゃったけれど、3つくらい単語をくっつけた長い名前だった。
しかし、自分の中でしっくりきていなくて、継続的に頭の中にあったんだろうな。
エリちゃんとは「pafume」みたいな、ちっちゃい「ゅ」とか入るのがいいねと話していた記憶がある。

当時の日記をみると多分、
2016年の6月に
「これだー」って瞬間がくる。

写真家の川内倫子さんの展示に行った時、川内さんの「cuicui」という写真集があったことを思い出した。
理想的だーと思った。
ちっちゃい「ゅ」も入るし
キュイキュイって言いやすい、語呂もいい。
CUICUIって書いた時の見た目もいい。
すぐに意味を調べた。

フランス語で小鳥の鳴き声(囀り)であり、写真を撮るときの掛け声。

ハイチーズ、みたいな意味。
フランス語かー、なんかかっこつけ感あるけれど、まあいいか!
また自分の中での興奮が抑えきれない状態。

せっかく決めたバンド名があるのに、言いづらいな、と思いつつ
伝えたら、快く受け入れてくれました。

こういう時の自分は
表向きソフトに、気弱に振る舞うけれど
「もうこれにするから、絶対」というオーラを相当出している。
昔からそう 笑。
最近は自覚している。
(それを理解してくれる周囲の人には感謝しています。)

レコーディングする

その日の日記には

レコーディング すんなり終わってしまって ふぬけた。
自分の気持ちにいろいろ気づいたりもした◎
ギターうまくなってるなあ!!
サッカーも観られた!

と、書いてありました 笑。



気づいた気持ちってなんでしょう??
この頃はまだ詳細に日記に書けなかったんだよね。

エリちゃんが夏頃に「レコーディングしておきたい」と言って、レコーディングすることになった。
その頃の気持ちは思い出せないな。
でも自分の中で「怖いはGO」だったんだと思う。

相当、練習したり、音の準備したりした。
当日もかなり緊張でお腹が痛かった。

安心材料だったのは、
エンジニアが菅原くんだったこと。
レコーディングしたオルフェウスは高校生の頃から通っていたstudioM関連?で、とにかく場所は長年住んでいた地元だったこと。
菅原くんは中学校のクラスメイトで、その後、高校生の時お互いバンドをやり始めていて対バンで再会したり、またスタジオMで再会したり、その後、菅原くんがやっていた「コンタクト」というバンドと仲良くなったり、撮影したり、ずっと縁が続いていた。
菅原くんはエリちゃん、あゆみちゃんとも繋がりがあって、色々と縁が繋がっていた。

2016年9月に
「彼はウィルコを聴いている」
「リツイートする機械」
の2曲をレコーディングした。

その日の動画。撮影も編集もあゆみちゃん


ミックスが上がってきて完成した時の気持ちは正直覚えていないけれど、すごく気に入って何度も聴いたなぁ。
これは売れてしまうかもと思った 笑。

初ライヴが決まる

ちょっと流れは忘れてしまったけれど、ライヴをやろうという流れになって、エリちゃんからの繋がりで、下北沢のclubQUEで初ライヴが出来ることになった。
いきなりQUEすごいなとわくわくした。
しかも初ライヴにして自主企画。
「CUICUI」をやりますと初めてSNSで発表した時の反響もすごくて、びっくりした。
諸々、注目されている感もひしひしと感じた。
このバンドはヤバいのではないか、と思ったのは決して錯覚ではなかったと思う。

いつの間にかわからないけれど、

初ライヴのセットリストは
・リツイートする機械
・ダンゴムシは右左交互に曲がる
・僕にはカレーがあるからね
・真夜中のラブレター現象
・サマーガール日本
・Nightcrusinggggg
・彼はウィルコを聴いている

と書いてあったので、
7曲あったみたいです。

個人的に、決まってから既に緊張はすごいし、猛練習した。
あと冷静に考えると、人前で弾く?ステージに立つ??なんてこと想像すると震え上がった。
何年もステージの下からステージ上の人たちを見上げて写真を撮っていた。
ここからの3ヶ月で7kgダイエットしたね。
今できないかもなそんなの 笑。

高校生みたいに鏡の前で練習したり、ああ、ダメだこんなじゃ、とかめっちゃ追い込まれていた。実は。

CDも当日リリースすることにして、
ずっとやりたかった透明の盤にした。
デザインはエリちゃんからの繋がりで仲良くなっていた加藤くん(練馬デザイン)にお願いして、すごいかっこいいのできた。


ライヴの内容は、当時はちゃんとレポート書いていたので↓

CUICUIのUIJIN ライヴレポート
ライヴ前日に個人練する私


行きはちょっとみぞれ混じりの寒い日だった。
雪はすぐに止んでよかった。
QUEに行く手前にある喫茶店に寄ろうと思っていたら、エリちゃんもいて、約束していないのに集合した。

リハ緊張したなぁ。。
初めの企画に出てくれたTHE ANDS、The Doggy Paddle、Ayumi melodyちゃん。仲良くしている人たちだから安心でもあったし、逆に知っている人たちだから恥ずかしいみたいな気持ちが自分の中にあった。
メンバーと、先生の前以外でギター弾くの初めてだったし。

合計で100人弱の方々が集まってくれた。

CUICUIに対する期待感もあって集まってくれた人々がたくさんいたし、私は自分がギター辞めて以降、自分が音楽をやっていたこともだんだん言わなくなっていたから、初めは「写真を撮っている鎌倉さんが、まきちゃんがギターを弾く?!」っていうので、写真繋がりの友達や、自身が撮影しているバンドのファンの方で仲良くしてくれていた方々が来てくれたり。
ずっと会っていなかった同級生とか連絡先を知っている限り連絡していたのもあった 笑。

すごく緊張していたけれど、ステージに上がる前に、エリちゃんが「緊張してはきそう〜」って言ってて逆にちょっと和んだ。
私は当時まだパニック発作の不安も完全に拭いきれていなかったので、リハの時から何度も頭の中でシミュレーションしていた。もし、発作が起きたら、ごめんと言って、あのドアから楽屋に下がればいい。大丈夫。具合悪くなりましたと言えばいい。死ぬわけじゃない、みんなも許してくれる、大丈夫。と。

最後、アンコールでサマーガールをやっている段階になって、ちょっと呼吸が苦しい気がしたけれど、3人を観たらすごく楽しそうに笑っていて、おさまった!やり遂げたー!

filmzero sentaro氏がつくってくれたライヴダイジェスト


その日の日記

たくさんの人が来てくれた。見守ってくれた。温かかった。 気にかけてくれていた。言葉をくれた。 個人的な力不足、経験不足で音作りは失敗してしまって、そこに 足下をすくわれて気が気でなかったところはある。 でもギターはちゃんと弾けていたんじゃないかな?? 人目を気にしている性質だと思っていたけれど、自分が自分に満足するか そこが私にとっては大きいんだなって気づいた。 人がなんと言おうと、自分が満足なプレイが出来たかどうか。 なかなか受け取れない人だったわけだな 。 始まるまでは緊張もすごかったけれど、ステージにあがってしまうと そんなに久しぶりである違和感はなかった。 昔だったらリカバリ出来なかったことも、出来たかも。 もう怖くはない。 ありがとう!!


夢のような初ライヴが終わった。

はじまりの日でもあり、終わりの日でもあった。
ドラムのゆうこちゃんはこの日までというのが事前に決まっていたからだ。
ちょっとコピバンで一回ライヴやりたいって誘ったのに、流れに流れて曲作りからレコーディングから、一年間付きあってくれた 笑。
自身のバンドもライヴも多くて活動的なバンドで大変な中、本当にありがとう。

数日後、エリちゃん、あゆみちゃんと3人で打ち上げを兼ねてミーティングをした。
その時、5月に次のライヴがもう決まっていたのだった。

2017.2.28
みづほちゃんとランチした。
CUICUIのことはもちろん知っていてくれていたし、私が何を話したいかはうすうす伝わっていたのではないだろうか?笑

その日の帰りの写真


次回!いよいよルイ・スイ・リュー(つついみづほ)登場から、を書きます。

何日かに分けて書いていたのもあり、長いのもありで誤字脱字などあるかも。
後から編集します。