2024.3.11

何度となくどこかに書いてきた
あの日。

私がいた江戸川区は震度6強だった
当時はまだ外で働いていて
その職場だった。
さすがにこれで終わるのかなと思ったのは
この時だけだ。
デスクの下にもぐって、
動くデスクの脚を必死でつかんでいた。
強い揺れがおさまった後
職場の人とテレビをみて
それが現実に起きていることだと
なかなか受け止められなかった。
都内にいる家族には
電話がつながらなかった。
広島にいる妹にはつながって話した。
自宅よりも実家のほうが近いから
実家まで歩いて帰った。
橋の上から、遠くの火事がみえた。

この頃の私はギターを弾いていなくて
写真を撮っていた頃
初めてやる個展が始まる5日前だった。

なんにしても
結果として個展もやったし
何より生きている。

今日を、今、この瞬間を

何をやって生きていたいか
より一歩

「何を感じて生きていたいか」
ということだと
最近、想っていた。

私は楽しさ、温かさ、
生きているエネルギー、豊かさを
感じて溢れていたい。
みんなが笑って、喜んだり
楽しんでいるのを
感じていたい。
分かち合っていたい。